社会人でもヲタクできる。

拗らせもの置場

世界で1番愛してました。ありがとう。

多分、毎分毎秒考える度に意見は変わるし思いは変わると思う。すばるくんと一緒に歩いたこの12年?人生の半分近くを一緒に過ごしてきた人がグループを抜けて事務所を抜けて1人で音楽を極めるという決断をしたらしい。

私が出会った頃の彼は目付きが悪くてアイドルの癖にアイドルと呼ばれるのが嫌そうな人で、無理に笑わない人で、周りに壁を築いてる人だった。ライブではまず彼の機嫌を伺うような、テレビでもそう。その一匹狼的な姿に惹かれて、好きになって12年。すばるが落ちれば私も落ちて、すばるの機嫌が良ければ私も上がって、ほんと信者みたいなクソ重たい関係をずーっと続けてきたと思う。でもここ数年で彼はとても角がとれて丸くなった。よく笑うようになった。どこか吹っ切れたように自ら自分をアイドルと言うようになった。私は尖ってる彼が好きだったから、そんなすばるに少し寂しさもあったけど、人として決して悪いことじゃないしなんか勝手な親心で「よかった」なんて漠然と思ってた。

でも、その頃から私の心は少しずつ離れていって気が付けばテレビも見ない、CDも買わない、ライブも数回でいいやなんて感じになってた。


でも、ほんとの意味で離れてたのはここ半年。私の全く知らない半年で彼は脱退を考えメンバーに打ち明け退社を決めていた。

サイゾーが、フライデーがすばるくんの脱退を報じた時「さすがにないわ(笑)」とeighterの大多数が思っていたと思う。私ももちろんその1人だった。でも、心の何処かで不安で、私の知ってる渋谷すばる関ジャニ∞を抜けて音楽をするような人じゃないと断言出来たけど、この半年を私は知らないからもしかしたら何か、私の知らない何かがあったのかもしれない、この報道は本当なのかもしれないという思いも正直少しはあった。

私はゴリゴリのYJ担だから沢山の人の脱退、退社を見てきた。抜ける立場も残される立場も経験してきた。まさかすばるくんでこんなことってって正直信じられない気持ちも大きいけど、ある意味私の中ではいい区切りになったのかもしれない。

彼が関ジャニ∞を辞める時は私がジャニヲタを辞める時!漠然とそう決めていたけど思ったより早くその時が来たなー。すばるくんが関ジャニ∞を辞める時は関ジャニ∞が無くなる時だと思っていたから正直ばばあになってもジャニヲタだと思ってたし。

早かった……のかな?長かったのかな?小学生からずっとジャニヲタだったから、ジャニヲタじゃない自分の想像はつかないし、ジャニヲタが故の友達も沢山いる。元ジャニヲタですって名乗るのはもっともっと先の事だと思ってました。すばるくんと一緒に過ごした12年間は決して楽しいことばかりでは無かったけど彼の信者をしてた頃も信者抜けてからも今も彼を好きなことには変わりないし、ただやっぱり関ジャニ∞を抜けるという決断をした事を心底応援出来るほど物分りがいい方でも無いみたいです。これはもうどのグループどの人でも一緒です。すばるだからとか誰だからとかない。グループでやってきた以上、メンバーがいてファンがいるから。俺の人生と言われれば口のだし用がないけれど、ここまで共に歩んできた身としては複雑な気持ちになります。自担故の複雑な気持ちもあるだろうし。

今後、彼が海外に行ってどんな刺激を受けてどんな形でまた音楽をするのかわからないけど、自ら彼の"今"を確認する事はしないと思います。でも、もしまた彼がテレビに立つことがあって、また私がそれを知る機会があって、そういう自然な形でまた出会うことが出来たなら、その時らまた考えると思います。彼と歩くか、歩かないか。その時になってみないとわからない。

誰が悪いわけでもない、別に悪い事をしたとは思わないけど、彼の決断に少なからず傷付いた人がいること、泣いた人がいること、受け入れられない人がいること、その事が彼の心に届けばいいなと思います。反省しろとかそういう事じゃなくって、それだけあなたを思ってる人がいるから、その涙も背負って自分の道を進んで行ってください。私は今までずっとあなたの背中を追いかけてきたけど、もう追いません。また何処かで会えたらまた素敵な関係を作れたらいいなって思います。今までありがとう。たくさんたくさん幸せでした。たくさんたくさん傷付いたしたくさんたくさん守ったしたくさんたくさん守られました。ありがとう本当に、ありがとう大好きだったよ。


ありがとうって言葉が、愛してるって言葉が、こんなに素敵な言葉なんだって思えたのは紛れもなくすばるくんのおかげだから。それは今後も変わりません。一旦お別れしましょう、次に出会う時はえいととえいたーという関係じゃなくまた新しい関係で。またあなたを好きにならせてください。世界で1番愛してました。さよなら、関ジャニ∞渋谷すばる